日経累進配当株指数とは?
日経累進配当株指数(愛称:しっかりインカム)とは、日本国内に上場する企業のうち、累進的な配当を続ける(減配せず、増配か配当維持を続ける)銘柄の中から、予想配当利回りの高い30銘柄を選んだ時価総額ウエート方式の株価指数のことだよ!
時価総額ウェート方式について
時価総額ウェート方式とは、株式インデックスの算出方式のひとつで、銘柄の時価総額の大きさに応じて、指数への組み入れ比率を決定する方法のことだよ!
時価総額とは、株価と発行済株式数を掛けた値のことで、企業の市場価値を表す指標だよ!
時価総額ウェート方式では、時価総額が大きい銘柄ほど、指数への組み入れ比率が高くなるよ!
例えば、時価総額が100億円の銘柄と、時価総額が10億円の銘柄があるとして、この場合、時価総額ウェート方式では、時価総額が100億円の銘柄の組み入れ比率は10%、時価総額が10億円の銘柄の組み入れ比率は1%となるね!
日経平均株価やTOPIXなどの代表的な株価指数は、時価総額ウェート方式で算出されているよ!
日経累進配当株指数のメリット3選
日経累進配当株指数に組み込まれている銘柄には、下記のメリットがあるよ!
- 配当金の安定性が高い
日経累進配当株指数は、過去10年以上、増配または配当維持を続けている企業で構成されているよ!
だから、配当金が減らされるリスクが低く、配当金の安定性が期待できるよ!
※10年以上非減配を続けているということは、コロナショック時にも減配しなかったということだね!
- 配当利回りが高い
日経累進配当株指数は、配当利回りの高い銘柄で構成されているよ!
だから、配当利回りの高い投資先を探している高配当株投資家にはピッタリだね!
- 長期投資に適している
日経累進配当株指数は、長期的に安定した配当を続けている企業で構成されているよ!
シンプルに、長期投資に適していると言えるね!
ただ、これまで非減配を続けてきたからと言って、この先もずっと非減配を続けられるとは限らないことだけは覚えておこうね!
【2023年版】日経累進配当株指数の構成銘柄一覧
2023年版の日経累進配当株指数の構成銘柄一覧と8月末時点での各種データだよ!


【毎月更新】日経累進配当株指数を1銘柄ずつ割安かどうか分析
※割安株スカウターを許可なく転載や使用することは、固くお断りいたします。
【新NISAにピッタリ】日経累進配当株指数の構成銘柄は割安なタイミングで投資しよう!
今回は、2023年6月から新しく作られた日経累進配当株指数について解説したよ!
2024年から始まる新NISAの成長枠として投資をすれば、現在の配当金はもちろん、今後増配された分の配当金や値上がり益についても、恒久的に非課税だよ!
まだ高配当株投資を始めていなくて、これから始めようと思っているひとは、是非下記のリンクからおすすめの証券口座を開設して、新NISAに向けて準備をしておいてね!