【高配当株の配当金】いつもらえる？いくらもらえる？画像付き解説

本記事でわかること

・高配当株からの配当金は、いついくらもらえるのか
・配当金のおすすめの受け取り方

配当金とはなにか？

まず、配当金とは何かについて解説するね！

配当金とは、会社から株主への利益の分配のこと！

四半期ごと、年２回、年１回など会社によって配当金を１年間に支払う回数は違うよ！

配当には大きく分けて、普通配当と特別配当（記念配当等）の2種類があって、普通配当は会社が定期的に行う配当で、特別配当は会社の業績が特別に良い時や創立〇周年など特別な時に行われる配当のことだよ！

株価に対して支払わる配当金が多ければ多いほど、配当利回りが高くなり高配当株といわれるよ！

配当利回り（％）＝１株当たりの年間配当金÷株価×100　で計算ができるよ！

例えば、１年間に１００円の配当金を出す株価4,000円のA社と株価2,500円のB社があった場合

A社の配当利回り：100÷4,000×100＝２．５％
B社の配当利回り：100÷2,500×100＝４．０％
B社の方が高配当株と言えるよ！

高配当株の定義は明確には決まっていないんだけど、SNSを見ている限りでは３．５以上を高配当株と考えている人が多いイメージかな！

私の個人的な目標としては、投資をしている銘柄全体で４％の配当利回りができるようにしているよ！

代表的な日本高配当株の銘柄紹介

ここでは、代表的な日本の高配当銘柄を３社紹介するね！

高配当株①：9432　日本電信電話（NTT）

まずは、株式投資をしていない人でも日本人ならほとんどの人が知っているディフェンシブ業種の代表銘柄ことNTTを紹介するね！

NTTは日本を代表する通信事業者であり、優れた顧客サービスと先進的な技術でよく知られてるよ！

年々安定して配当金を増やしてくれるので、高配当株ポートフォリオの中心にしたい銘柄だね！

2022年12月28日現在　１株当たりの年間配当金120円　株価3790円程　配当利回り３．１６％

NTT単体で高配当株と言うにはほんの少し利回りが足りない状況だから、割安になって利回りが高まったタイミングで投資をしたい銘柄だね！

高配当株②：2914　日本たばこ産業（JT）

次に、NTTと同様にディフェンシブ業種の中で代表的な高配当株である日本たばこ産業（JT）を紹介するね！

日本企業の中でも最高クラスに収益性の高い銘柄の一つだよ！

JTは、日本のたばこ市場の約80％のシェアを占めていて、東京証券取引所において最も活発に取引されている銘柄の一つだよ！

安全性と収益性の高い銘柄を探している投資家にとって魅力的な投資先になってるよ！

NTTに比べると少し景気敏感な側面を持っているよ！

高配当株③：6301　コマツ

最後に、景気敏感業種の代表的な高配当株であるコマツを紹介するね！

建設機械の最大手で、世界２位の建設機械メーカーだよ！

営業利益率も毎年１０％を超える高収益の企業だよ！

配当金に関しては、業績連動だから減配されることもあるけど、高い利回りで個人投資家から人気のある高配当株の１つだね！

高配当株からの配当金はいくらもらえるのか？

投資先の企業から受け取れる配当金の額は、企業が公表する決算報告によって決まるよ！

一般的には、事前に会社予想として年間配当金の金額は発表されていることが多いかな！

予想はあくまでも予想なので、業績が予想よりも良ければ配当金額を増やすこともあるし、業績が予想よりも悪ければ配当金額が減ってしまうこともあるよ！

このことからわかるように、配当金は保証されているわけではなく、増えることがあれば減ることもあるってことはしっかり覚えておこうね！

高配当株からの配当金はいつもらえるのか？

配当金を出す時期は、企業によって違うよ！

さらに、配当金を出す回数に関しても、四半期ごとに配当金を支払う会社もあれば、年1回や半年に1回配当金を支払う会社もあるんだ！

投資を検討する会社の配当方針をしっかり確認することが大切だね！

日本企業に関しては、３月末決算の企業が最も多く、次いで１２月末決算の企業が多いよ！

今回は、３月末決算の企業に投資をしていた場合に、いつ配当金がもらえるのかを解説するね！

３月末決算の企業から配当金をもらいたい場合、いつまでに株を買う必要があるか

３月２８日	決算３営業日前	–	まだ配当金もらえるよ！
３月２９日	決算２営業日前	権利付き最終日	この日までに持ってないと配当金をもらえないよ！
３月３０日	決算１営業日前	権利落ち日	もう売っても配当金はもらえるよ！
３月３１日	決算日	権利確定日	もう売っても配当金はもらえるよ！

上の図のように、権利付き最終日（３月２９日）までに株を持っていれば配当金がもらえるよ！

ただ、一般的に権利付き最終日に向けて株価は上昇しやすく、権利落ち日に株価が下降しやすい傾向にあるよ！

１日もつだけで配当金がもらえるからだね！

長期保有目的で高配当株に投資を考えている人は、権利付き最終日ギリギリに投資をするのは避けた方がいいよ！

肝心の配当金を得られる日については、権利確定日のだいたい２か月後くらいになるよ！

投資した高配当株からの配当金の受け取り方法

高配当株からの配当金は、下記の４つの方法のどれかから選べるよ！

基本的には、①株式数比例配分方式　か　②登録配当金受領口座方式　のどちらかがおすすめ！

配当金受け取り方法①：株式数比例配分方式（私はこれ）

持っている株の数に応じ、株を購入する時に使ってる証券会社の口座に配当金が入金される方法だよ！

例えば、NTTの株をSBI証券で１００株、マネックス証券で１０株、持っている場合、SBI証券には１００株分の配当金が入金され、マネックス証券には１０株分の配当金が入金されることになるよ！

配当金受け取り方法②：登録配当金受領口座方式

持っているすべての銘柄の配当金を、自分が希望する銀行口座に入金してもらう方法だよ！

配当金受け取り方法③：配当金受領証方式

投資先の企業から自宅に送られてくる配当金領収書を郵便局等の窓口に持って行って、配当金を受け取る方法だよ！

配当金受け取り方法④：個別銘柄指定方式

持っている株ごとに配当金を受け取る口座を指定しておく方法だよ！

【まとめ】メリット・デメリットを把握して、余裕を持って高配当株へ投資しよう

今回は、高配当株投資において最も基本的な「配当金」について解説したよ！

本記事のまとめ

・配当金は、企業からオーナーへの利益の還元
・配当金をもらうには、権利付日（決算の２営業日前）までに株を保有する
・実際に配当金がもらえるのは、決算日の２ヶ月後くらい
・配当金の受け取りは、株式数比例分配方式か登録配当金受領口座方式がおすすめ

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